指導後記 2003
FNS-5 第2回目指導 11月25日(火曜日)
PM5:30〜PM7:30
人数 :


指導員:
小学5年生女子 3人
小学4年生女子 1人
小学3年生女子 1人
鈴木 良和
指導のねらい
 今回はドリブルでゴールからゴールまでスピード豊かに持ってきてレイアップまで行くことがテーマです。ミニバスでは試合で活躍するためにドリブルでの突破力が必要となります。みなどちらかというと長身ではなく、スピードで勝負するタイプの選手であると思いますので、みんながコートで最も力を発揮することができるであろうドリブル突破を今回は指導しました。
練習メニュー 指導のポイント・注意点
1.ハンドリング 第1回と同じ内容を振り返りました。ハンドリングは毎日の繰り返しで上達するものです。そのため、メニューは自分たちで覚えていないと毎日自分たちで練習を進めていけませんから、今回は彼女たちが覚えているものから順にやってもらい、忘れていたものを思い出してもらう方法で進めました。

2.フットワーク ・キャリオカ・・・細かく速くステップをふめるようにしましょう。

・ジャンプストップ・・・つま先から膝・腰のラインがまっすぐになるように、膝が開いたり内股にならないように気をつけてください。また、つま先、膝、肩が床に対して垂直にまっすぐのバランス(基本姿勢)を保つようにしましょう。ボールを持っているイメージでトリプルスレットに構えるのを忘れずに。

・サイドキック・・・自分の重心が外足よりも外側に行かないことを意識してください。内足を外足の膝の内側につけるようにすると分かりやすいとおもいます。上体が前かがみにならないことも注意しましょう。

・ワンステップジャンプ・・・跳び上がりの足を引き上げるとやりやすいと思います。

・チェンジオブペース・・・0%、30%、50%、70%、100%と走るスピードを色々変化させて走ってもらいました。
次に2人組みになり、一人がオフェンス役、もう一人はディフェンス役です。直線を走り、オフェンス役はスピードの変化でディフェンスを50cm以上引き離してください。

・チェンジオブディレクション

・1.2カウント・・・親指の付け根で床を蹴るイメージです。1.2のリズムで1の時に床をけり、素早く方向を変え2の時に手のひらをボールに向けて構えます。
・バックターン・・・バックターンはコンパスのように動くのではなく、軸足に引き付けて回ることを意識しましょう。回りはじめるのはフィギュアスケートの選手のように頭から回ると自然と身体もついてくるので、まず先に回りたい方向に目を向けることを意識してターンを始めます。頭が上下しないように良いバランスを保ってターンを行なってください。

・3歩ダッシュ・・・両足を並べて立ち、走りはじめの一歩目を後ろに引かないよう注意します。急にフルスピードを出せるようつま先の付け根で床を蹴るようにして跳び出します。

3.ドリブル ドリブルのポイントは
@ボールを見ないこと
ドリブル中にボールを見てしまうと、DFやパスを出す味方が見えないため、良いプレイができないだけでなく、パスミスやドリブルをカットされるなどのターンオーバーにつながってしまいます。ボールを見なくても自由にドリブルをできるように、ハンドリング同様毎日繰り返しドリブルを練習してください。

Aコントロールできる時間を長くすること
ドリブルは手から離れてもう一度手に戻ってくるまでの間がコントロールできない時間となります。DFはこの間が最もスティールを狙いやすく、またドリブラーにとっては最も危険な状態です。この手のひらから離れて手のひらに戻ってくるまでの間が短ければ短いほどDFはカットしづらく、ドリブラーは安全にドリブルできるのです。また、このコントロールできない時間を短くすることは自分の次の動きに移るタイミングを自由にできる時間も増やすことができます。この手のひらから離れて手のひらに戻ってくるまでの間の時間を短くするためには
@.突きだしスピード
ボールを強く突き、返ってくるスピードを早くする。
A.突き出しの高さ
床から近いところでボールを放し、床から近いところでボールを受け止める。
この二つの方法です。この二つを意識しながらドリブルの練習を行ってください。
・スピードドリブル スピードドリブルは突き出しとストップを大事にしてください。特にストップができないとシュートに結びつけることができません。しっかりとトリプルスレット、基本姿勢で止まるようにしましょう。

4.チェンジオブディレクション @フロントチェンジ
 膝の下で手と手を近づけるようにして行うとカットされにくいです。身体から離れたところで行うとボールがDFの前に出てしまうので身体の近くで行うようにしましょう。ひじを伸ばしてできるようになるとディフェンスを大きく左右にふることができるのでチャレンジしてみてください。
Aロールターン・・・フットワークのバックターンと同じポイントです。素早くターンし、ターンし終わった後にドリブルがディフェンスのほうに出ないようにしましょう。

5.チェンジオブペース ドリブルをしながら0%、30%、50%、70%、100%とスピードを色々変化させました。実践ではこの緩急の変化でディフェンスをやっつけることができるようになるとドリブルのレベルがぐんと伸びます。

6.オールコート1on1 今回練習した2つの武器「チェンジオブペース」と「チェンジオブディレクション」を使って実践を行なってもらいました。前よりも1on1の選択肢が増えて相手をやっつけることができるようになりましたか?

7.レイアップ 最後にレイアップの練習を行ないました。時間がなくなってしまい十分に練習できなかったので、膝を上げてバランスをよくすることとボールにスピンをかけることをよく練習しておいてください。スピードの中でのレイアップも練習する予定でしたが、これはまた次回の機会のお楽しみですね。
感想と次への課題
 1回目、2回目とこれからのみんなの活躍のために最も大事だと思う部分を集中して指導しました。今回やったことはあくまで基本です。この基本をみんなが実践の中で活用していくことが重要です。今回はスピード豊かにディフェンスを抜き去り、レイアップにまで持っていくための練習を進めましたが、次の指導の機会には強いディフェンスに対してボールをキープし続け、ミスをしないでディフェンスを抜き去り、チャンスを作るプレイを指導したいと考えています。5人とも素直で向上心が強いのできっと上手になると思います。みんなの成長を楽しみにしています!

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